ドイツのトルコ街に住む日本人

ドイツのトルコ人多めの町に住む日常を記す・我が備忘録

ウクライナ避難民へのボランティア活動

2月24日にロシア・ウクライナ戦争が始まり
ドイツではまずガソリンが爆上がり
一時€2.30/Lという驚異の数字をたたき出す
去年の6月は€1.35/Lだったらしい、ヒィーーーー)
最近は政府の救済措置もあり€2.0前後ぐらい
いやそれでも日本円考えたら相当高いけどね

 

スーパーの一部の品も欠品
"Please understand"
の張り紙でみんな状況理解

 

ウクライナでは謂れのない戦争を吹っ掛けられ
多くの方が大変な目にあっている

 

品が欠品
物価高騰
ぐらいどうってことない
というマインドをドイツ人は持っている様子

 

そんな中
散歩で立ち寄る教会で見つけたフライヤー
ウクライナ難民親子へのボランティアメンバー募集

 

毎週金曜日の午後3時~5時の2時間
"Cafe Yakir"という臨時カフェを教会でオープン

 

 

タスクは
お茶とお菓子を用意
避難民の方々の話し相手
避難民の子供の遊び相手

 

これならドイツ語もウクライナ語も
分からない私にもできるではないか!!

 

息子を連れて
初期メンバーとして参加中

 

仲良くなった避難民一家
ご本人(60代)
義娘(20代)
孫(2歳半)
の3人でドイツへ一時避難中

 

カナダ移民になるべく手続きを
現在行っているとのこと
だがプロセスが全然進んでないらしい
ドイツへは90日間しか滞在できないのに
その半分以上が過ぎてしまったと嘆く

 

私には残りの数週間で
うまく事が運ぶ事を祈るしかできず
なんとも無意味な存在でして…

 

避難民の皆さんは
とても明るい方々ばかりで
「戦火から逃れてきた悲壮感漂う避難民」
という空気はみせない

 

ただもちろん私とは
戦争やロシアの話はしない
国にいつか戻るのかとか
夫や息子、その他の家族の様子なんて
とてもとても聞けない

 

いつか日本も大国に侵攻される日が来るのだろうか
その日が来たら私はどうするのだろう
と少し考えさせられる

 

「一日も早くこんな戦争は終わらせるべき」
そんな陳腐な言葉さえも不適切に感じる

 

戦争始まって10日後に設置された旗